大阪府立大の吉田敦彦先生の教育福祉の類型がもっともしっくりくる。
①・②が理論的な考え方。
①にあてはまるのは、いわゆる「統一的保障」と呼ばれるような考え方。
②は、これまでの学校の営みを問い返すような、福祉実現という目標論を据えるもの。
③・④が実践的アプローチ。
③は、福祉の現場で失われてしまいそうになる学習権の保障。小川利夫先生もここに着目していた。
④はまさにSSWの活動そのもの。
修士段階の研究は、おそらく④に分類されるんだろうけども、とくに学部のうちは①・②についての整理・検討を欠かさないようにしたいなぁ。