卒論がひと段落して、最近のホットな関心はこれ。

 

学校への様々な支援方法はあるが、ここでは21世紀に入って徐々に学校に入っているスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに焦点を当てたい。

 

2001年度から「スクールカウンセラー活用事業補助」によってスクールカウンセラーが学校に配置され、学校における心理専門職の立ち位置がある程度確保された。一口に心理職といっても、背景を臨床心理学にもつか、学校カウンセリングにもつかで動き方が異なってくるだろう。しかし、これまで「教員」でほとんどが占められる学校における支援者の多様性に一石を投じたのは大きい。

 

それから7年後の2008年、「スクールソーシャルワーカー活用事業」によってスクールソーシャルワーカーが教育委員会や教育事務所、学校等に配置された。先に入っているスクールカウンセラーとの違い、雇用形態、人材確保等に困難を要しているが、2019年度までに全中学校区に配置を目指して現在各自治体で導入・拡大が進んでいる。

 

両者をどのような観点で捉えるか。

 

①学校に入る「非・教育専門職」としての共通性

 

②心理職と福祉職という違いに生じる動き方や求められる役割の相違性

 

③教員・他専門職との関わりにおいて、「分化」するのか、「協働」するのか、はたまた・・・という対・子どもにおける関係性

 

それぞれについて、理論・実践双方の観点から考え、よりよいあり方を模索していく必要がある。

 

早稲田においては、学校カウンセリングが強いがゆえに、ソーシャルワークの観点は等閑視されがちである。

しかし、学校カウンセリングの対応を注視してみると、実はソーシャルワークとの共通点も多いように感じられる。

 

カウンセリングとソーシャルワーク。両者が、実は知らないうちにひいている“国境”を問い直し、学校、子どもの生活世界という“地球”にとってよりよいあり方を多くの人と考えていきたい。