教育支援コーディネーターフォーラムでお会いしたNさんにご用命いただき、ここ1ヶ月弱、都内のある中学校に出入りしていました。

学校の教育活動の枠内なので詳細は載せませんが、総合的学習の時間のなかで、教育支援コーディネーターが社会で働く職業人を呼び、学校で話を聞く、というものです。

私は事前打ち合わせを経た上で、当日の運営サポートと後日の報告書(文集のようなもの)の編集・印刷に携わらせていただきました。

33941

これだけみるといわゆるふつうのボランティアですが、私にとって大きな学びを得ることができました。

日夜変動する”生き物”である学校のなかで、教職員の中で、なにか新しいこと、革新的なことに取り組もうとするとき、関係各者はどのように受け止め、行動するか。

そしてその渦中で関係各者を調整するコーディネーターには、どんな役割が求められているのか。どの人を頼り、どの人にアプローチし、どこまで目指していくか。形式知にできない”職人技”のようなものを感じました。もちろん、これは人間としてどう他者と関係をとるかという、概して一般的な対人関係のとり方に通じてはいるけれども。

 

自身の研究では、そういった”ヒトのcollaboration”にアプローチしていきたい。それは、ひとりひとりの力が合わさることによって、何倍にも増幅されたり、他者と手を取り合ってよりよい未来を構想できるから。もっと世俗的に言えば、そのほうがおトクだし、やりよいから。問題は、これらを”職人技”の領域に閉じ込めておかず、抽出しうる知として結晶化させること。それは、なんらかの形で現場の役に立つものとなる。

 

また”学校における親支援”が効果をあげていることにも言及。学校が果たしてきた役割は、地域課題へのアプローチと連携して拡大していくことで、より現代的なニーズを反映した新しい姿に変わっていけるのではないだろうか。学校のもつ教育選抜の機能に、地域福祉の機能を対置させていく。個と社会のジレンマの戦いで、個ばかりが一人勝ちしないような仕組みを学校に落としていく。

 

様々な可能性が見え隠れする学校支援。