これまで、様々な研究関心のもとで、学校のスクールソーシャルワーカーや教員に対してインタビュー調査を実施してきました。
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2017-2018年度
首都圏内の社会経済的状況が類似している2つの自治体における小・中学校の管理職教員・管理職経験者ならびに派遣型スクールソーシャルワーカーを対象に、良好な共同関係を取り結ぶことができている事例について、あるいは関係性に課題が残されている事例について、そこに至るまでの過程・工夫・課題についてインタビューを行いました。
本調査から得られた知見は、下記の論文にとりまとめました。
・藤本啓寛(2023)「学校におけるソーシャルワークと指導の関係-管理職教員と派遣型スクールソーシャルワーカーの語りに着目して-」『早稲田教育評論』37(1),pp.107-124.
・藤本啓寛(2019)「派遣型スクールソーシャルワーカーの関係構築戦略: 「メンバーシップ型」組織への「ジョブ型」専門職の参入」『ソシオロジカル・ペーパーズ』28,pp.17-34.
2019-2021年度
ある県立高等学校で勤務するスクールソーシャルワーカー、また協働する教職員に対して参与観察調査ならびにインタビュー調査を行いました。
本調査から得られた知見は、下記の論文にとりまとめました。
・藤本 啓寛(2023)「非常勤スクールソーシャルワーカーのジレンマ―不払い労働に生じるやりがい依存―」『学術研究ー人文・社会科学編ー』71,pp.83-102.
調査に協力いただいた全ての方に厚く御礼申し上げます。