「世」と「私」。
「弱」さと「私」。
生きていく中で感じるコンフリクトやジレンマに、
少しでも向き合っていくことができるなら。
世渡りしにくい世の中だから、
「世渡し」のためのエンパワメントを込めて。

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2017/10/13 100円朝食のなぞ

2017/10/13 100円朝食のなぞ

【特定個人・団体を批判するものではありません】 うちの大学で、100円朝食なるものがやっています。 朝、学食に行くと、100円で朝食が食べられるというものです。 ハンバーグか魚か選べて、付け合せにキャベツ、お惣菜、ご飯と味噌汁。とても100円では買えないクオリティです。 それもそのはず、うちの大学では、100円朝食は校友会(卒業生の組織)の援助を受けてやっているからです。 くだいていえば、卒業生が […]
2017/10/01 子どもの街頭募金活動を考える

2017/10/01 子どもの街頭募金活動を考える

研究や勉強以外で、久しぶりに自分で文章を書こうと思った。   目白駅付近で、ボーイスカウトの服装に身を包んだ子供たちが、歩道の両側で募金活動をしている。 大人も何人かいる。大きな声を張り上げて、募金を募っている。 僕はその声を耳に入れながらも、颯爽と自転車で通り過ぎた。 しかし、その声と、なにか悶々とするものが胸に溜まった。   かつては僕も募金に積極的だった。 小学校で度々あ […]
2017/05/16 研究者はなにをみているんだろう。

2017/05/16 研究者はなにをみているんだろう。

博士論文を書ききるということは、その道の専門家になるということで、 まだ明らかにされていない知を、一歩前に進めたことを認めてもらうことでもある。 と同時に、研究者としての太鼓判を押され、研究の職を得ていく道が開かれる。   自分は博士論文はおろか、まだ修士論文すら執筆中の身だけれども、 研究の先になにがあるんだろう、と疑問が絶えない。   個人名を挙げてさげすむつもりはまったく […]
2017/05/10 足りないことが多すぎる。

2017/05/10 足りないことが多すぎる。

吉田先生は、教育社会学の理論を”ゲームの裏技”だと形容された。 知らなければいけないかというとそうでもないが、知っていれば、様々な事象をすっきりと説明することができる、と。 加えて竹内洋先生が、理論を当てはめて実証するのではなく、様々な理論を使って自身の理論を組み立てる、理論応用のスペシャリストであったことも触れられた。   「物知り」になる必要はないけれど、創造力は、知識の肥料を蒔いた […]
2017/05/05 What`s make it  "right"?

2017/05/05 What`s make it “right”?

つかの間のGW前半は、長野へ。   毎年GWに行っているのは新潟ですが、今年はまったく違う用で長野・八ヶ岳へ。 翻訳合宿に混ぜていただきました。   英語と日本語では言葉の区切り・概念の範囲・述べ方が異なるので、日本語訳していくのには一苦労。school success とか。   最後まで詰まったのはmake it rightという言葉。何が正しいのか。かなり頻繁に […]
2017/04/06 院生生活を始めて

2017/04/06 院生生活を始めて

大学院生になってはや6日。感じることを書き留めておきたいと思う。   ①自分で使える時間が増えた分、自分の使い方次第で時間を生かすも殺すもできる。 大学が週2になる。学部のとき、ずっと週6で大学の授業を受けに行っていたのとは事情がまったく異なる。授業で「学んだことを評価される」のではなく、これからは研究で「どんな知を生み出したか(生み出していくか)」が研究者として問われている。 &nbs […]
2017/03/16 学校支援に携わるなかで

2017/03/16 学校支援に携わるなかで

教育支援コーディネーターフォーラムでお会いしたNさんにご用命いただき、ここ1ヶ月弱、都内のある中学校に出入りしていました。 学校の教育活動の枠内なので詳細は載せませんが、総合的学習の時間のなかで、教育支援コーディネーターが社会で働く職業人を呼び、学校で話を聞く、というものです。 私は事前打ち合わせを経た上で、当日の運営サポートと後日の報告書(文集のようなもの)の編集・印刷に携わらせていただきました […]
2017/02/19 関西ROJE勉強会「教育の目的とは? ~答えのない問いに立ち向かうために~」

2017/02/19 関西ROJE勉強会「教育の目的とは? ~答えのない問いに立ち向かうために~」

先日、関西ROJE向けに勉強会を行いました。   背景には、一メンバーから上がっった「教育の目的を考えたい」という意見があります。 正直、私には扱いきれない大きなテーマですが、本勉強会としては ・自分が議論の前提にしている当たり前に気づく ・共通了解が得られない背景に気づくとともに、どうしていけるかを考える という、教育支援をする当事者として役立つ「実践的な勉強会」を目指しました。 こち […]
2016/12/10 無知か、無力か。

2016/12/10 無知か、無力か。

無知か、無力か。   Inconvinient Dicipline Pierre Bourdieu   不都合な真実を目の前に、私たちは無力であることを感じずにはいられない。 「満足した豚よりも不満足なソクラテス」のような明るくないジレンマを、教育社会学という学問は突きつけてくる。   どのように対峙すればよいのだろう。
2016/11/30 ソーシャルワークとカウンセリング ~学校への支援における共通・相違・関係性~

2016/11/30 ソーシャルワークとカウンセリング ~学校への支援における共通・相違・関係性~

  卒論がひと段落して、最近のホットな関心はこれ。   学校への様々な支援方法はあるが、ここでは21世紀に入って徐々に学校に入っているスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーに焦点を当てたい。   2001年度から「スクールカウンセラー活用事業補助」によってスクールカウンセラーが学校に配置され、学校における心理専門職の立ち位置がある程度確保された。一口に心理職 […]
2016/11/13 京葉学舎のまとめを読んで

2016/11/13 京葉学舎のまとめを読んで

  京葉学舎「民間教育機関の現状と突きつけられている課題」 http://keiyo-gakusha.com/contents/genjo-to-kadai-01.html   気づいたことはいくつかありますが、5つに絞ってみました。   社会の情勢と塾業界のまとめはおおむね的を射ている。 社会史をかなり丁寧にまとめてあります。 2-5(2) 「教育の自由化の推進およ […]
2016/10/29 「実践・経験」と「研究」のハザマで、「あえて」「それでも」と尖ること。

2016/10/29 「実践・経験」と「研究」のハザマで、「あえて」「それでも」と尖ること。

ここ数日のモヤモヤした気持ちに、一定のスッキリさを与えてくれたのは岩田正美先生だった。   岩田先生によると、研究とは、 ①疑うこと ②観察すること ③考えること の3点であると言う   岩田先生は、「実践・体験」と「研究」の違いを、以下のようにまとめている。 実践・体験 研究 ① 信念に基づく行動である実践 現実の実践への基本的疑い ② 目標の設定 合理的な方策追求 目標への […]